2009.01.09.Fri
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natsukiと愛犬のNYな日々。現地情報や観光スポットなど、NYの今を紹介します。NYが楽しくなる情報&写真いっぱい☆
2007.05.11.Fri
![]() マンハッタンの小さな映画館で、明日の記憶(Memories of Tomorrow)という映画の試写会に行ってきました![]() 場所はアッパーイースト地区のThe ImaginAsianというアジア系の映画を上映している劇場です。スクリーンは1つだけだし、お世辞にもキレイとは言えない映画館ですが、そこに主演の渡辺謙さんがあいさつとQ&Aをしに来てくれました!カジュアルなジャケットを羽織った姿はダンディーでした。さすがハリウッドスター、時々冗談を織り交ぜながら堂々と英語であいさつをしていました そしてこんなに近くで写真が撮れました![]() Memories of Tomorrowという映画は、若年性アルツハイマーという病気になってしまった49才のサラリーマン(渡辺謙)とその妻(樋口可南子)の夫婦の愛と絆を描いた、というと安い陳腐な感じがしますが、とても苦しく切ない映画です。夫婦の描写以外にもバリバリのサラリーマンだった主人公の仕事や社会に対する思いや葛藤、結婚していく娘への思い、自分自身が変わっていってしまう恐ろしさや悲しさ、などが描かれています。まだ私は22才で、結婚もしていないので映画を見る前はあまり共感ができないんじゃないかなという思いがありました。でも見始めると色々な場面に感情移入してしまいました。もし両親がそうなったら、もし自分がそうなったら、もし自分の大切な人がそうなったら、、、。 「老いていくとはどうゆうことなのか」という誰もが避けては通れないことを考えさせられる映画でした。もう本当にただただ切ない映画でした。この世で最も恐ろしいことは自分が自分でなくなっていくこと。そして自分の大切な人を忘れてしまうこと。その本人にとっても身を裂かれるほどの恐怖だろうと思いますが、周囲の人、その人を愛する人にとっても同じくらいの恐怖なんでしょうね。 (下記にネタばれあり) 映画の中で病気が決定的となった時に「俺が俺じゃなくなっても平気なのか」と涙ながらに奥さんに問いかけるシーンがありますが、その言葉を発するだけでもどれだけの勇気がいることでしょう。それから段々と記憶をなくしていってしまうのですが、今まで社会の中でばりばりと働いてきて、何でもこなしてきた主人公が一人じゃ何もできなくなってしまう。そんな自分がもどかしくて絶望してしまう。そして最後にはとうとう奥さんのことまで忘れてしまうんです。そのシーンは切なくて、悲しくて、一番胸が熱くなりました ![]() 渡辺謙さんもこの最後のシーンが一番苦労したと語っていました。スタッフもみんな泣いていたそうです。彼自身10年前に心臓の病気をしたときの経験や思いを伝えたいと願い、その願いをこの映画に託したそうです。なのでより感情移入しやすかったし、この役を演じられてとても光栄です、と上映後のQ&Aで話していました。一応そばに通訳さんがいたものの質問もほとんど自分で理解していて、自ら英語で一生懸命答えていました。さすが ![]() The ImaginAsian 239 East 59th Street, between 2nd and 3rd Avenues. Tel:212.371.6682 行き方: F線Lexington Avenue / 63 Street 4,5,6,N,R,W線59th St. / Lex. http://www.theimaginasian.com/index2.php |